
久しぶりの映画の話題ですが、『
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』です。
すぐに公開が終わってしまいそうなので、昨日見てきました。
映画ファンの間でもそれほど知られてはいないと思うし、そうでない人にとっては存在さえ知らないと思いますが、
非常に素晴らしいデキでした。
原作の小説自身は、私的には当時『
セカイ系』の変わりダネという印象しかなく、残念ながら
未読ですが、
おそらくは映画そのものは、かなり原作に忠実で、原作ファンにも納得のいくものでなかったかと、
勝手に憶測します。
一番感心したのは、映画としてのまとまりの良さで、実はコレこそが多くの邦画にかけているものでないかと思います。
限られた状況の中で、できることとできないことをはっきり見極め、そのなかで映画をおもしろくするにはどうしたらいいのか、随所に工夫のあとが見られました。
また、作品のテーマや雰囲気が最初から最後までブレなかったのも、良かったと思います。
キャスティングも素晴らしく、それぞれの役者の個性と役の個性が見事にマッチして、ムダな配役というのもほとんどありませんでした。
ずっとほめてばっかですが、もともとの映画の規模から考えると、それを充分こえる内容になっていると思うので、コレぐらい言ってもいいんでないかと思います。
ただ、こういう作品がメジャー化してくるということは、社会全体が
内省的になっているということなので、それ自体は問題だとは思います。
今回最大の収穫は主役の
市原隼人で、飄々とした中にも格好良さのある姿は、誰かに似てるなぁ〜と思って、考えてみると、
ジョシュ・ハーネットでした。
posted by アキフミ・H at 2008年01月27日
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